ボ〜ッとTVを見てたら、何人かの本好きが本を紹介する番組があって、その中で誰か(たぶん、ボクに年齢の近いオジさん)が元「話の特集」編集長の矢崎泰久さんの新刊「あの人がいた」を薦めていた。出演の若い女性の俳句作者が「この本、寺山修司のことも書かれてるので、句作者としては、興味を持って読みました。この時代の人たちは本当にこんなに麻雀をしてたんですか?」とコメントしたのが面白かった。
早速、アマゾンから買って読みました。確かに錚々たるメンバーが麻雀ばっかりやってます。あ〜〜、あの時代は本当に皆、麻雀ばっかりやってたな!遊びや暇つぶしにバリエーションが少なかったのかね。大事なコミュニケーションの場でもあったし。
結論として、この本は、一読の価値あります。描かれてる人たちがやっぱり凄い。色川武大(阿佐田哲也)、伊丹十三、井上ひさし、吉行淳之介、深沢七郎の章が面白い。それから渥美清!こんなに冴えた俳句を詠む人とは?!矢崎泰之さんのこのグループの偉いところは、麻雀だけではなくて、仲間内で句会も長年やってるんだね。渥美清さんはそれには必ず参加していたそうです。何句か写し書いてみます。
# うつり香のひみつ知ってる春の闇
# さくら幸せにナッテオクレヨ寅次郎
# 赤とんぼじっとしたまま明日どうする
うん、いいですよね。ボクにとっては、芥川龍之介の句を読んでるような気がする。変な比較かも知れませんが。どちらも、本職じゃないけど、この人でなければ詠めないものがあるような。
なんだか、俳句の話になっちゃって、いつまでたってもJazz Photoに行き着きませんね。ゴメンナサイ。先を急ぎます。この本のトップバッターに出てくるのが、草森シンイチさん。3年ほど前に亡くなりましたよね(あ、この本に描かれてるのは亡くなった方ばかりです)。この人と親しかったのが、Jazz写真の大家、大倉舜二さん。親交の深さが書かれているので、へ〜っと読んでいたら、直後にアマゾンから「JAZZ NOTE」という大判のJAZZ写真集が出たから、これを買えと。このアマゾンのお薦めが曲者なんだよね。5775円もします(><)。でも著者名を見ると大倉舜二さんで、草森シンイチさんの評もある。タイミング的に買わないわけにいかないので(そんなことないか?)クリックしてしまいましたよ。
でも、JAZZ好きには、音だけじゃなくて写真も大切なんだよね〜〜。表紙のDizzy Gillespieの写真を見て、Jazz at Massey Hallの5曲目のHot Houseが聴きたくなって、今、それをかけながら書いてます。このアルバムいいですよ。他のメンバーは、ドラムがMax Roach(NYで実物見た時は、大物総会屋みたいな真っ白な麻のスーツで、相変わらず理知的なドラムでした)、ベースはCarlie Mingus、ピアノはBud Powell。そしてゲストにCharlie Chanという聞き慣れない名前がアルトサックスで。この人、Charlie Parkerです。演奏は、ビバップが誕生した一番熱気のある頃の大物が一堂に会したもの、ご機嫌です!
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